副院長 自己紹介

2024年2月28日 投稿者: ichikawa オフ

いちかわ鍼灸接骨院

副院長のいちかわあみと申します。

 私は3人兄弟の長女として兵庫県の姫路市で生まれ育ちました。幼いころの私は人懐っこく、片っ端から近所の人に「遊ぼう!」と自分から声を掛けるほど、とにかく人が大好きな子どもでした。

 人と接することが大好きな私は、マクドナルドへ就職。人を笑顔にできる仕事で「まさに天職!」と感じるほどやりがいがありました。その後、頑張りが評価され、1店舗任せてもらえることになったのですが・・・

当時21歳だった私。過剰に責任を感じ、一人で営業管理・人事・クレーム対応・物品の管理・休日出勤・夜勤・他店舗のヘルプ・・・食事や睡眠をまともにとる時間もありませんでした。 体は悲鳴を上げずっと不正出血が続き、婦人科の先生に「あと1㎏でも体重が落ちれば生理が終わり、将来の妊娠が難しい」と言われ頭が真っ白に。仕事を優先するあまり、自分の健康を顧みなかったことにその時初めて気付き後悔しました。 その出来事から「体を壊したら元も子もないんだ」「健康であることが仕事の評価より大事なんだ」と強く思い、資格をとって健康や医療に関わる仕事に就きたいと思うようになりました。

 その後、知り合いの紹介で鍼灸治療を受けることに。初めての鍼はとても緊張しましたが痛みもなく、先生の分厚い手のぬくもりも相まって、非常に心地が良いものでした。施術が終わると今まで感じたことのない「体の軽さ」に感動!そこから鍼灸の虜になりました。 それからも他のところでも施術を受けてみたいと思い、視覚障害のある男性の鍼灸あん摩マッサージ院に行きました。広い個室へ案内され、目が見えないからパンツ以外は脱ぐようにと言われ、正座の格好から腕を持たれストレッチのようなことをされ・・・なにか変だなと感じ、段々怖くなり施術が終わると逃げるように家に帰りました。この怖い経験から私は大好きな鍼灸を受けるのを止めてしまいました。 悶々とした日々を過ごしながら「鍼灸っていいものなのに、なぜ男の先生ばかりなのだろう」「鍼をしてもらうのなら女の先生がいいな」「同じ思いをしている女性は多いだろうな」と思うようになり、「私が鍼灸師になればいいんじゃないか!」と閃き専門学校への入学を決心しました。

 専門学校へ入学すると久しぶりの勉強ということもあり、勉強が難しく挫折しそうになって先生に泣きながら八つ当たりすることも何度かありましたが、無事にアロマコーディネーターの資格取得、3年の学生生活を経て鍼灸師の国家試験に合格することができました。

それから鍼灸師として ・美容鍼をされている先生に女性の美と健康について学び、大きな鍼灸整骨院に就職し1日100名、色々な症状に対しての施術 ・介護施設の鍼灸師として勤務し、高齢者との関わり方 これら多くのことを学びました。その経験の中で、「日々の健康意識や美意識の差が将来の差をつけるんだ」と強く思うようになり「いつまでも自分の足で歩ける身体作りと、いつまでも健康的でキレイでいたい女性の道しるべになりたい」と決心し柔道整復師の夫と開業に至りました。

 開業してからも、女性患者さんに「先生が女性で安心しました!」と言っていただくことが多く、この道を選んで良かったと心から嬉しく思います。 鍼灸などを受けたいが体を触られたり肌を出さないといけないため、私のように抵抗がある女性も多くいらっしゃると思います。そういった方にも安心して施術を受けていただける環境をいちかわ鍼灸接骨院は提供しています。